IT業界におけるJavaエンジニアの需要

近年、Javaエンジニアは増加の傾向にあります。その理由は、スマートフォンのAndroidの公式プログラミング言語となっているからだと言えるでしょう。つまり、Andoroidのアプリを作るためにはJavaのプログラミングスキルが必須なのです。最近ではAndroid用に新しい言語が開発されましたが、これまでの資産が生かせるJava言語の特徴上、Javaを使い続けるエンジニアが多い傾向です。

また、Javaエンジニアの年収について、とある調査によると552万円となっています。これは、1位のScala、2位のPython、3位のKotlin、4位のSwift、5位のRubyについで6番目のランキングです。さらに、Javaは大規模なシステム案件で頻繁に使用されます。今後もそのトレンドは続く見込みで、Javaエンジニアの需要は安定していると言えるでしょう。そのほか、オブジェクト指向の言語でもあるJavaは、過去に設計した資産を流用できます。そのため、すでに導入したシステムに対して、保守するためのモジュールも作りやすく一度Javaで設計された資産は、Javaにて継続使用されることが多いのが一般的です。そのことを考慮しても、今後もJavaエンジニアの需要は安定していると言えるのではないでしょうか。

そして、Javaは習得難易度が少し高く、業務システムやWebアプリケーション、パソコンアプリケーション、Andoroidアプリ開発など幅が広く活用が可能です。そういう意味では、潰しがきくスキルを保有していると言えるでしょう。このようなことからも、しばらくはJavaエンジニアの需要は絶えないことが見込まれています。